チラ裏論文

考察厨がチラ裏だけでは耐えられず暴走して作ったブログ。現在はうたいつで考察を重ねる毎日。

男前な君が好き

これまで色んなジャンルをふーらふら渡り歩き1人で楽しんで1人で小説書いて、ていうのが常だったんですがTwitterとかいう万能存在のお陰で色んな人のものの見方とか、気軽に知るようになれたので前よりもう少し御腐れ生活を楽しんでいます。何気に腐ってる歴長いなあと思うときもあるんですが先輩御腐れ姐様の足元には及ばないと日々思います、ええ。同人誌には手を出してみたいと思うのですがなかなか。

 

とまあ雑談は置いといて。そんなふらふらしている中で好みっていうのが割と変わって、というか私他の人のこれいいぞ!ここが素敵だぞ!やっぱこれのここ好きや!を読んでると私までそれがさも好きだったように感じてしまう人なので、そういうのを噛み砕いていくうちに辿り着いたのが今の書き方で今の愛で方で。これからも変わり続けるのかなと思いますが一先ず言えることは現在男前受けがとても好きということ…!

 

なので今回の記事は男前受けの話。

男前なハクさんの話。

私がどれだけハクさんに夢見てるかの話。

 
・なんで男前が好きっつー話でハクさんの話なの?
ハクさんが大好きだからさ!男前受けの端緒は多分巻島さんという最高のイレギュラークライマーにあるんだと思いますが開花したのはハクさんに出会ってからです。なので男前受け代表として愛してやまないハクさんの話。そもそも、私一番好きなキャラに主人公あげること滅多につかほぼないんですよ。大体クールキャラが好きなので、クールキャラが主人公とどう絡んでクールキャラがどう輝くかしか思っていないんですよ。主人公は好きだよ、私の中の不動一位のクールキャラと競るくらいには、みたいな感じなんですがハクさんは1番好きです。でも差なくオシュトル様も好きです。そしてクオンが好きです。といった風にうたいつは一位に3人がぎゅうぎゅうに詰め込まれていてその間に本当に差がなく、この3キャラの無限の魅力って何なんだ…て頭抱えるレベル。そして堕ちる男前受け沼。
 
・ハクさんの話
ハクさんは諦め良いというか頑張ったら死んじゃう病というかとにかく怠けるの第一って感じなんですけど自分には無理だ!出来ない!ていう基準がちゃんとあってその線は誰かのピンチにはなくなっちゃうのがお人好しでとても良いですよねぇ。
基準が1番顕著なのはクオンと出会った時で身体的自覚として、旅の者、長距離歩行に慣れた者のクオンに自分は敵わないって分かっていてもそれでもそれを理由に休憩を頼むのは男としてどうなのか?と思って言い出さない。とか、子供のお手伝い程度なら男の自分が出来ないわけにはいかない、だから男としてはアマムの袋を運び切らないといけない。といった感じでハクの中には「自分自身は肉体派の男ではないにしても男なら女子供に出来ることで弱音を吐くことは出来ない」ていう線があって、だから初期のハクの愚痴は全部脳内で行われてるんだと思うのです。初対面のクオンを警戒して弱さを見せない、初対面の女の子に格好悪いところ見せられないでも有りかなと思うんですけど初期のハクさんは割とそんなこと考えてる余裕がなさそうというか脳内の常識で生きるのがギリギリ一杯加減が半端ない、のでまあ極一般的男の矜持が愚痴を外に出させなかったのでは。と前述部分を踏まえて、ハクにとって女子供は筋力・体格・体力どれを見ても男性より劣っている、劣ってしまうのは仕方ない存在だから守らなければいけない対象、でそれは最後まで割と抜けなかった気がしますね。具体的な箇所あげられないの悔しい。勉強します。
ハクにとって男の矜持を守るという事の優先順位って割と高くて、自分が貧弱だって知っても出来ればそれを保ちたいし他人に対していい人でありたい人、なんだと思います。でもハクは貧弱だし守られる方が多いし気を効かせようとすると空気が読めなくて怒られるし。それなのに何にも考えないですることはべらぼうに格好いい。その成らぬ所、おっちょこちょいというか駄目な所が無意識の格好よさと相俟って堪らない可愛いさを生んで。これがハクの魅力だと思うんですよね。ハクの男子思考的には完全無欠の格好良いに楽してなれるもんならなりたいだろうけれどハクはあくまで完全無欠の格好いいにはなれない。そこがいい。
 
・オシュトル様の話。
でも正直に言おう。オシュトル様は完全無欠に格好いい。私利私慾がない。誰かの為に強くなって誰かの為に心を砕いてそれでも自分はまだ未熟だと思っている(と、思う)。そんなところが男としても武人としても右近衛大将としてもオシュトル様は完璧なんだと思います。個人的には人間味が欠けすぎていて怖いんですけどね。でもそこはウコンという存在が、ネコネが、キウルが、そしてハクと出会うことでハクが、傍にいることで徐々に人間としても完成していっていて、その部分が彼の伸び代なんですよ。自分の願いを想うこと、弱さや甘えを許すこと、誰かを導くこと、誰かの隣にいたいと思うこと。オシュトルは人間としては成長を続けている途中だと思います。
 
・オシュトル様とハクさんの話
それでも男として、という基準で見たならオシュトルの面もウコンの面も、寧ろ彼の裏表どちらの面もハクの憧れ対象になり得る人だったんだと思います。だからお仕事を貰うだけの人から飲み友達、はたまた親友の称号を享受するに至ったんじゃないかと。(ハクさんは割と親友とか言われると重いって感じそうだけどその素振りはないし、とまで書いてあれ公式で親友呼びされてたよね、と不安になるゴミは私です。)そんでもって内面的なものだけでなく、オシュトルの鍛えられた誰かの為の格好いい筋肉に憧れがあると思うんだ、ハクさんは。努力するのは面倒だけどちょっと、ちょっと羨ましい、と思ってる節がある。
此処までを踏まえて総合するとハクの理想の権化こそオシュトルである。その為好きになって身体の関係になった場合受けという身分も致し方なしと受け入れられる。でもハクさんとしては男らしさを捨てたわけではない。…つまり男前受ハク君の誕生となる。という過程で私の中に男前ハクさん受けというジャンルが誕生しました。いえい。
(だからこそ私はオシュハクは精神的にはリバがあっても肉体的にはリバがなさそうだな、と思っている。私が固定厨だからリバは無理というのもある。性癖。)
 
・オシュトル様の話、余談
とまあ前述の通り私にとって右近衛大将オシュトル様は完全無欠、無欲の公人過ぎてウコンの時があったとしても怖いぐらい人間味に欠けるんですよね…完全無欠イケメン好きーではあるんですがオシュトル様の面しかなかったらこんなにも好きになることはなかったようにも思います。オシュトル様の存在が愛おしくて死にそうになるのは偏にウコンという存在がオシュトル様の中にいるからですね。其処からオシュトル様の可能性というか人間味というか、考えるようになり申した…まあ登場はウコンのが先だけれど!私が好きになった順番がオシュトル→ウコンなので!!
多分本人にオシュトルは人間味に欠けている、ていう自覚があると思うんですよね。だからこそ人一倍自分にないものを誰かに求めたりそれを持っている人を尊重してあげたい、て気持ちが強いのではないかと男衆の集まりを思い返して思ってみたり。繋がりそうにないお公家様マロロとの縁は此処から来てるんじゃないかなあ…マロロの博識さや旧家の貴族だからこそ持っている品、常識、志、それはマロロの美徳だと思っていると思うんですよ。ゲーム本編ではハクさんがそういったことをちゃんと身につけているんだからマロロの生きてきたこれまでは無駄じゃないよ、言ってましたが同じようなことを思って友達になったんじゃないかなあ。オシュトルは自分が真っ直ぐ生きてきたこともあって学にしろ武にしろ何にしろ真っ直ぐな人が好きだったらいいなと思います。その点から言ったらヴライとも仲良くなれそうなものだけどあれは相手のヴライのオシュトルへの思いが曲がっちゃってるからなあ、というのがあって……オシュトル的には武に真っ直ぐなヴライ、好きだと思いますけど…。でもわざわざ追い掛けて君の真っ直ぐなとこ好きだよ!ていうほど積極性というか構ってちゃんみたいな所はオシュトル様にはなさそうですからね。自分のこと気にいらないんだろうな、て思ったらしゅんっとして下がってしまうってのは割とあると思います。でも此処でアトゥイみたいなどーんっと当たっちゃう心があったのならまたあの結末は違ったのかなあなんて思ったり。まあ妄想です。逆にミカヅチ様とは武に真っ直ぐvs武に真っ直ぐでまさしく殴り合いからのお前やるな、好きだ!みたいな真っ直ぐすぎる邂逅があったら嬉し過ぎて泣く自信がある。変な所で脳筋な双璧親友が本当に好きで……
でもハクさんも割と曲がってますよね。理想を持っていても理想には届かないとかあって。自己評価が低かったりして、なまじ頭が良いせいで最悪のパターンに気付いてしまったりして。でもハクさんにはそれら諸々をまあいいやと思えたり急に格好良くなったり此処ぞというところで頭が冴えたりする持ち味がある!ハクは溢れ出る異常な人間味も含めてオシュトルに無い物の塊な気がします。それに留まらずオシュトルのことが訳分からなくてもつき離さずにその真意に沿おうとしてくれたり汲み取ろうとしてくれたり、付き合うからには最低限合わせてやるよていうやり方が、オシュトルには敵わないから思考停止するわに至らない考え方が…距離を取らないでいてくれる、ていうのがオシュトルの好感度をMAXにしたんだと思います。
 
・ハクさんとオシュトル様とクオンちゃん
男前の話から大分逸れますが冒頭の雑談の通り私は3人は横並び一直線に好きなんです。が、オシュトル様とハクさんの関わり方とクオンちゃんとハクさんの関わり方って友情でも親愛でも恋愛だとしてもちょっと違うと思うんですよね。最後にそんな話をして終わろうかと。
 
〈序〉
オシュハクの友情はオシュトル→ハクの「友達になりたい、親友でありたい」が基本、ていうイメージがあるんですけどオシュハクの魅力は何かという議論になったらなら私はお互いがお互いに尊重し合っているという点を1番にあげたいですね。それを語る上ではまずハクオンの話がいるのでハクオンの関係について。
 
〈ハクオン〉
この二人の関係は持ちつ持たれつ、付かず離れずだと思います。ハクオンの間には互いが互いに自分にないものを探しているとか互いにないものを補い合っているとかはなくて個として完全に確立、独立している二人の間に生じた関係、というイメージです。普段はハクが存分にクオンに頼る、いざって時にはクオンがハクに頼る、という頼り頼られ許し許されを繰り返しているんだと思います。何処までも対等で無条件に信じ信じられる仲なんだなという感じ。クオンは一人旅が出来るように1人でも大丈夫な子なんですけど1人よりも2人のが楽しくて、そしてハクとなら何万倍も楽しい、ていう思考回路かな、と。それはハクは保護しないと死んじゃうっていうこれまで自分が被保護下にあったのからハクという保護対象を得て大人になった高揚感に浸ってっているというのもあるし単純にハクの傍は楽しいというのもあるしでその点でも保護されないと生きていけないハクと保護対象が欲しいクオンとで利害が一致、持ちつ持たれつしているんですよ。身分的にもハクが帝の弟でもトゥスクルのお姫様(だと思われる)クオンには全く通じないし、そもそも2人の性格的に2人の関係も永遠に対等で変わらない。互いに自分の我を押し通してしまっている所があって互いにそれを許して仕方ないなあハク/クオンは、て言い合っている関係で背中を預け合う相棒感もありクオン将軍とハク参謀的関係でもあり、…上手い例えが思いつかないんですがとにかく永遠にこの二人は対等だと思いますね。
 
〈オシュハク〉
この2人の関係はオシュトルとウコンかなあ…上手い言葉が本当に出てこない。補い合って支え合っているというか、どちらかが欠けたらどちらも共倒れするというか、個として確立しきれてないというか…。うむ。こうなったのはオシュトルがウコンの仕事をハクに任せちゃおうって思ったのが発端なのでそもそもオシュ・ウコンどちらの面も持ってるオシュトル様は個として確立しているんでは?てなるかもなんですが、ウコンを託す相手を探している時点でオシュトル様内のバランスは崩れていて、ハクさんと出会わなくてもいずれは誰かに頼って継がせざるを得なかったと思うので、ウコンを演じることも出来る=個としてしっかり確立できてるとはいえない気がしますなあ…。右近衛大将では手の届かない所があってウコンを作り出して民を守り始めたもののウコンが民から頼られるようになればなるほど、オシュトルの民を助けて共に生きたいという願いが叶えば叶う程肉体的にも精神的にも疲弊していたと思うのですよ。しかも二人が同一人物だとバレてはいけないストレスもある。自分に抱えられそうにないものも抱えてるオシュトルは個として確立してないとは(民と共に生きたいという信念はぶれてないので)言いすぎやもしれないですが一人では生きていけない子、だと思うんですよねあれ支離滅裂…。まあとにもかくにも無職(笑)ハクさんが一人前、個として確立するためにはオシュトルという雇い主様が必要だし、右近衛大将の職務を全うしつつ民と共に生きたいと願うオシュトル様には信頼できる密偵(ウコンの代わり)は心の支えとして必要でどちらかが欠ければもう片方も個としての確立が崩れる。……ハクさんの個が崩壊したから個と個で対等を為していたクオンとさよならせざるを得なかったのかな、と今勝手に納得してしまった…ううん。これはまた別の話。
でも本来ならオシュハクは本編みたいな許し許される仲っていうのはあり得てはいけないんですよね。雇い主と部下なんですから。ウコンから先に関わりを持ってウコンの紹介でと付いてもあの2人がハクオンのように対等になることはない。はずだったんです。でもウコハク間だけでなくオシュハク間ですらも許し許されの仲が成立している。これは凄いことでそれは偏にオシュトルがハクのことを最大限尊重している、または尊重して対等でありたいと願った末であり加えてハクの性格が身分を考えないという(多分記憶喪失になる前もそうだったんだろうなといった)緩さがあってこその関係なんですよね。これだけ書くとオシュトル様の尊重しようとする精神がそうさせた、みたいになるんですけどオシュトル様だって誰彼そうなるはずもないし、そもそも誰彼構わず信じてもそれが返ってこなくてもいいやって思ってるオシュトル様が返してもらえて嬉しいと思わせるような!ハクさんの魅力が!根底にあって!!!……熱くなりすぎました。オシュトル様に尊重したいなって思わせるハクさんの魅力が凄いんだと言いたくてつい……とにかくこの2人の信頼関係のバランスってなかなかに絶妙だと思うんです、何が欠けても親友になりえなかった点が。
 
〈最後に〉
ハクオンの出会いも運命だったんですけどオシュハクの出会いもまた運命だったのだな、と考えれば考える程思いました。男前の話からものっそいずれてるんですけど何にも囚われてないから誰にとっても対等なハクさん、くっそ男前て思いました(男前の定義とは)。そんなハクさんが「オシュトル」という型にハマったらどうなるんでしょうね、本当気になる。
そんでもって何気にハイスペックなうたいつの皆がハクさんという一見何もないように見える人を対等だと思っている、てとこからしてハクさんの魅力ってすんげえなあと思うしハクさんを只者じゃないなて見抜く皆も凄いし、あああとにかくうたいつキャラ皆愛おしいなて話で!流石はハクさん、そこに痺れる憧れるぅ!て話でした!長い!分かりにくい!頭悪い!
(・x・)<もう大人しくお口ミッフィー